「EC サイトに必要な機能15選!機能を選ぶ時のポイント」
2025.03.13:ブログ

「ECサイトにどんな機能が必要なのかわからない…。」
そんな悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか。EC市場は毎年大きく成長を続けており、これからECサイトの開設を考えている企業も少なくないでしょう。
ECサイトの運営を成功させるためにも、必要な機能について知る必要があります。
また、数ある機能のなかで自社のECサイトに必要な機能を探すときのポイントについても解説していきます。
ECサイトの機能は大きく分けて2つ

ECサイトの機能は「フロントエンド」「バックエンド」の2つに分類されています。
まずは、それぞれの機能や違いについて見ていきましょう。
ユーザーと接点を持つフロントエンド機能
フロントエンドは、ユーザーと接する機能のことをいいます。
具体的には商品の検索機能や、カート、マイページなどのユーザー自身が閲覧し操作をしている場所です。ユーザーにとっても操作性の高さが重要になり、一目でわかりやすく使いやすいかどうかです。
運営や発送に必要なバックエンド機能
バックエンドは、ECサイトの維持に必要な機能のことをいいます。
ECサイトの運営をスムーズに進めるためにも、バックエンドの構築が重要になります。ユーザーの目に触れる部分ではないのですが、使いやすさや、注文管理、在庫管理などユーザーにとっても買い物のしやすさに影響してくる部分です。
ECサイトで必要な機能15選
ECサイトで必要な機能15選について解説します。
ECサイトの根幹にも影響する部分と言えるでしょう。
- ・受注管理システム機能
- ・商品を検索する機能
- ・商品や在庫の管理機能
- ・カートや決済機能
- ・セキュリティ機能
- ・問い合わせフォーム機能(チャットも)
- ・マイページ機能
- ・お気に入り登録機能
- ・レビュー(口コミ)機能
- ・顧客管理機能
- ・売上管理機能
- ・キャンペーン情報管理機能
- ・メール配信機能
- ・アクセス解析
- ・アプリ機能
それぞれ詳しく見ていきましょう。
受注管理システム機能
受注管理システムは、ユーザーが購入した商品やサービスを適切に管理するための機能です。注文が入ったことをシステムに正しく表示させ配送へと手続きを進めていくことは、重要な機能の一つです。
管理がきちんとできていないと、商品注文の把握もできずスムーズな運営ができなくなってしまいます。受注データをもとに、人気のある商品を調べるなど分析データとして使えるので傾向を把握したいときにも便利です。
商品を検索する機能
商品を検索する機能は、サイト上で商品を探すときに使います。
多くの商品を取り扱っているため、ユーザーが探している商品に辿り着くまでの導線として欠かせません。商品の名前やキーワードを入力することで、求めている商品を快適に見つけ出すことができます。
目的があってECサイトを利用しているのに見つけにくいと離脱の原因にもなってしまいます。絞り込み機能や、カテゴリ検索もできるとより探しやすくなり便利です。
商品や在庫の管理機能
在庫の管理機能は、商品在庫を把握し管理するためにも必要な機能です。
商品の販売ごとに在庫を確認するのは手間もかかりますし、無駄な時間がかかってしまいます。ECサイトの機能で在庫管理が出来れば、一目で商品の数を把握でき発注が必要かどうかも判断できます。
品切れの商品が多くなってしまうと、せっかくの販売機会を損失することになりますし、必要以上の在庫を抱えてしまうリスクも出てきます。在庫管理はECサイトにおいて重要だからこそ、管理しやすさを重視する必要があります。
カートや決済機能
商品を購入する際にカートや決済機能が必要です。
ユーザーが購入したいと選択した商品をまとめておき、決済に繋げるための手段です。複数の商品を購入したいときや時間をおいて購入したいときにも便利です。決済終了までの手順はできるだけシンプルでわかりやすく、操作性に優れていることが理想です。
カートや決済機能が標準のECサイトは初期費用が高かったり、操作が難しいことが多いです。LINEをカートや決済機能に変える Atouch(アタッチ) なら初期費用0円で、操作も簡単です。
セキュリティ機能
セキュリティ機能は、ユーザーにとって安心して利用するためにも必要なものです。
情報が漏洩してしまうと、賠償を行うことになり信用問題に発展してしまうことも考えられます。適切な対応や管理はもちろん、顧客情報を厳重に守れるようにするためにもセキュリティ機能が重要になってきます。
問い合わせフォーム機能(チャットも)
問い合わせフォームは、ユーザーからのお問い合わせに対応する機能です。
ユーザーから届いた質問にすぐに対応でき、タイムロスを減らせます。お問い合わせへの対応スピードはユーザーにとっての満足度にも繋がります。
近頃はチャットによるお問い合わせ対応も増えているため、素早く対応できるかどうかも影響してきます。問い合わせに迅速な対応ができるような状態を整えておきましょう。
マイページ機能
マイページ機能は、ユーザーの購入履歴や閲覧利益を表示するためのものです。ショッピングの傾向を把握することにも繋がり、囲い込みや再購入にも繋がりやすくなります。複数の配送先を登録できるなど、利便性や操作性を向上させるようにしておきましょう。
お気に入り登録機能
お気に入り登録機能は、ユーザーが気になる商品を登録しておくための機能です。購入するか迷っていて後日改めて検討したいと考える人もいます。カートではなくお気に入りに登録しておくことで、購入までがスムーズに進められるようになります。すぐに商品購入に繋がるものではないものの、満足度にも関わってくる部分です。
レビュー(口コミ)機能
レビュー機能は商品を購入した人が、口コミを投稿するための機能です。
実際に手にとって確認できないECサイトの場合、レビューが重要になってきます。商品の購入を迷っているユーザーのなかには、レビューを元に購入を決めることも少なくありません。レビューはキャンペーンとの併用にも使いやすく、投稿者に対してポイント付与などの工夫をしておくといいでしょう。
ユーザーの購買意欲を高めるための工夫も大切です。
顧客管理機能
顧客管理機能は、ユーザーを管理するためのものです。
基本的な情報はもちろん、購入履歴や金額などどの程度リピートしてくれているのかを把握することにも繋がります。ユーザーの購入ランクに合わせたキャンペーンやおすすめを配信できるので、ターゲットを絞った施策ができるのも顧客管理機能ならではです。
余計なコストをかけずに顧客情報をスムーズに管理するためにも、必要な機能といえるでしょう。
売上管理機能
売上管理機能は、ECサイトの売上を管理しているものです。
売れた商品の情報や金額、どのくらいの頻度で購入されているのかなど、売上に必要な情報を管理しています。売上を上げるためにはどうしたらいいのか、知名度を高めるために必要なことなど分析することにも繋がります。
売上を管理しているデータをもとに、人気のある商品やあまり売れていない商品の分析、今後の経営方針を決めることにも繋がります。
キャンペーン情報管理機能
ECサイトにおいて開催するキャンペーンやセールの情報を管理するための機能です。
キャンペーンを実施するタイミングも設定できるので、運営者側が都度、時間の設定や調整を行う必要もありません。自動でキャンペーンを始められますし、定期的なキャンペーンやセールを行うことで、購入を促進することにも繋がります。
また、キャンペーンの効果がどの程度出ているのかデータを把握しやすくなります。
メール配信機能
メール配信機能は、ユーザーにメールを配信する機能です。
注文したタイミングで自動配信のメールが送信されれば、ユーザーにとっても正しく処理されていることがわかり安心できます。メール配信頻度が多いと逆効果になりますので、適度な頻度でユーザーに届けたい情報を発信できるようにしておきましょう。
アクセス解析
アクセス解析は、ユーザーの特徴を把握するために必要な機能です。
傾向や、アクセスまでに至ったリンクはどこか、どんな検索をしたのかを把握するためのものです。ユーザーに適したコンテンツ作成にも繋げることも可能です。
アプリ機能
運用が進んで来たらECサイトをアプリ化する方法もあります。
ブラウザと比較しても操作性に優れ誰でも簡単に使えます。表示速度も速く、快適なネットショップを実現します。
ECサイトの機能を決めるときのポイント

ECサイトの機能の種類も多く、決めかねている人もいるでしょう。
3つのポイントについて、詳しく説明します。
ターゲットに適した決済サービスを選択する
ECサイトで商品を購入するときに、希望している決済方法がないと諦めてしまう人も少なくありません。
主な決済方法には、クレジットカードやコンビニ振替、代引き、銀行振込などがあります。クレジットカード決済ができないユーザーも一定数はいるため、複数の決済方法に対応していると安心です。
代引きは減りつつありますが、自社の商品やサービスのターゲットに適した決済サービスを選択するようにしていきましょう。
ECサイトの機能は自社のニーズに適したもの
ECサイトの機能を導入するときは、自社のニーズもしくは課題を解決できるものを選ぶ必要があります。
まずは自社のターゲットを明確にし、潜在的なニーズを分析していきます。
ユーザー視点で考えたときに必要な機能を特定できるようになります。
また、ECサイトの課題についても明確にしたうえで順位を決めてください。
複数の部門の意見を集めながらどうしたら会社のECサイトの最適化に繋がるのか話し合い、決めていくようにしましょう。
専門家に相談することも視野に入れる
ECサイトの機能選びに迷ったときは、専門家に相談することも視野にいれてください。
最新の動向を把握することにも繋がり、自社の課題に適した新しい機能の提案が受けられます。また、専門家ならではの豊富な知識や技術を持っているのも特徴です。
実際に成功した事例はもちろん、失敗事例からも学べることがたくさんあります。自社の取り組みにもいかしていけるようにしてください。
まとめ
ECサイトを効率的に運用するために必要な15選の機能を紹介しました。基本となる機能はもちろんですが、自社のサービスに適した機能を選ぶようにしていきましょう。
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