ECサイトにはLINEの活用がおすすめ。活用メリットや構築方法を紹介

ECサイトとは、ショッピングができるサイトのことです。ECサイトの構築方法はさまざまですが、LINEを活用することでCVR改善/見込み客の資産化に役立ちます。

本記事でわかること

• ・LINEを活用したECサイトの構築方法
• ・ECサイトにLINEを活用するメリット
• ・LINEを活用した構築手順

ECサイトはLINEと連携して活用可能です。LINEは国内最大のSNSメディアであり、年齢や性別問わず利用者が多いことから、使用する企業を問いません。

(*1) LINE拡張ツールなどを活用し、「おすすめ商品一覧機能」をECサイトに見立てた場合の動線です。

LINEはメッセージの開封率が高かったり、スムーズに購入が可能だったりと、企業側だけではなくユーザー側にもメリットがあります。

参考： 総務省「令和5年 情報通信に関する現状報告の概要」

ECサイトをLINEで構築
atouchを体験してみる

これからECサイトを立ち上げたい方・既存ECサイトの集客率や売上を伸ばしたい方、どちらにも活用できるのがLINEです。

• 1.拡張ツールを利用する
• 2.LINEショッピングと連携して自社ECサイトへ誘導する
• 3.公式アカウントを開設してユーザーへ直接アプローチをする

ここでは、それぞれの構築方法を詳しく紹介します。

LINE単体でECサイト構築はできませんが、拡張ツールを利用することで擬似的なECサイトとしても活用できるLINEアカウントが作れます。拡張ツールはさまざまですが、主要な機能には以下のようなものが挙げられます。

＜各拡張ツールの主要機能＞

• ・ユーザーログイン機能
• ・おすすめ商品一覧の提示
• ・購入した商品を貯めるカート機能
• ・LINE上での決済機能
• ・プロモーション配信などの販促
• ・お問い合わせ対応
• ・SNSとの連携

既存でECサイト/商品LPをお持ちの運営者にとっても、おすすめ商品の案内や決済のシームレス化が実現するため、売上アップに大きな期待ができるでしょう。

※表の情報は2024年5月24日のものです

ECサイトをLINEで構築
atouchを体験してみる

LINEショッピングとは、さまざまな商品が集合したECモールです。Amazonを想像するとわかりやすいかもしれません。LINEショッピングは「LINEポイント」を使用できるため、LINEを使用するユーザーの囲い込みに役立ちます。一方でショップ横断型となるため、競合が増えるリスクもあることを押さえておきましょう。

また別途下記の手数料がかかるのもデメリットです。

(*1) 手数料はアフィリエイト方式です。

LINE公式アカウントを開設して、ユーザーへ直接アプローチするのも有用です。すでに自社ECサイト・LPがある場合は、公式アカウントを開設し、LINEでアプローチしてECサイト・LPへ誘導できます。

LINE公式アカウントがあれば、最新情報やキャンペーン情報などをリアルタイムでユーザーに届けることができます。

らに画面上にさクーポンなどを固定表示できる「リッチメニュー」は、ECサイト・LPへの誘導効果を高めていけるLINE公式アカウントの特徴的な機能です。

※追加メッセージの単価は配信数によって異なります。

ECサイトの構築にLINEを活用するべき理由は、以下のメリットがあるためです。

• 1.購入の手間が軽減されて売上アップが期待できる
• 2.メッセージの開封率が高い
• 3.自社アプリよりも簡単に構築できる

それぞれのメリットを押さえて、LINE上でECサイトの構築を検討してみましょう。

LINEを活用してECサイトを構築すれば、商品ページから購入までの手間がグッと軽減されます。また、拡張ツールの中にはおすすめ商品紹介機能もあるため、ユーザーは気になった商品をLINEのみで購入できるのもメリットです。

CVRやカート落ちが改善されるため、売上アップが期待できるだけではなく、ユーザーにとっても使い勝手が向上するメリットがあります。

LINEのメッセージ開封率は、メルマガの約2倍というデータがあります。開封率に差が出る理由としては、メルマガの場合は相手に正しく届かなかったり、そもそもメールを確認する頻度が低かったりするためです。

一方のLINEはメッセージの到着率が100%。通知があるので配信に気付きやすいのもメリットです。このようにメッセージの開封率が高く、ユーザーに近い距離感でアプローチできるのはLINEならではのメリットです。

参考： ECプロモーション別 消費行動調査

簡単にログインができるものとして、自社ECアプリが思いつくかもしれません。ECアプリはWEB版の場合でも〜100万円程度。ネイティブアプリともなると、フルスクラッチの場合は500万円以上の費用がかかります。

一方でログインが簡単なLINEを活用したECサイトであれば、月額1万円程度のLINEの拡張ツールで簡便なLINEアプリサイトが構築できます。

既存のECサイト運営者にとっては、拡張ツールのほか、LINEショッピングや公式アカウントとの連携など、予算や目的に応じた選択ができることもメリットといえるでしょう。

ECサイトをLINEで構築
atouchを体験してみる

ここでは、LINEを活用してECサイトを構築する方法を簡単に紹介します。ここでは例としてATOUCHという拡張ツールを使った例で説明します。

• STEP①：申し込み～審査
• STEP②：契約～アカウント登録
• STEP③：商品登録

それぞれの手順を詳しく見ていきましょう。

ECサイトをLINEで構築
atouchを体験してみる

ATOUCHなどの決済機能をもった拡張ツールの申し込みには審査が必要です。会社情報、店舗情報、運営者情報を事前に揃えておきましょう。ATOUCHの場合は初期費用0円から開始でき、プランは「プレミアムプラン」「トライアルプラン」「サブスクプラン」の3つから選べます。

契約が成立したら、アカウントが発行されます。最短3週間でショップが開設されるため、スピード感を持って、LINEのECサイトが構築できます。

商品登録をして、決済や在庫管理、出荷管理を行います。商品登録ができる数はプランごとで異なり、最小で100点、最大で1,000点まで可能です。契約月は初期費用が無料であるため、発生するのはサービス手数料と決済手数料のみです。

販促に必要な機能が充実しているため、自社に合った方法でユーザーにアプローチが可能です。もちろん、無料期間内であれば自由に契約を解約できます。

本記事では、LINEを活用してECサイトを構築するメリット、具体的な方法を紹介しました。

LINEを活用することで、ECサイトの構築はユーザーにとっても使いやすく、事業者にとっても売れる構造を作り出すことが可能です。

本記事で紹介したATOUCHには、初期費用0円で使いやすい機能が充実しています。デモアカウントで使い心地を試すこともできるため、ECサイトの構築を考えている担当者の方はぜひ利用を検討してみてください。

ディスクリプション

LINEを活用してECサイトを構築する方法を本記事で紹介。LINEとECサイトを組み合わせることで、高い開封率、購入までのカート落ちが期待できます。