かご落ち対策とは?ECで起きやすい原因と今すぐできる6つの改善策

 2026.01.13:ブログ

かご落ち対策はEC販売を行っている事業者にとって大きな課題であり、原因を理解し、しっかり対策を行うことで大幅な売上の向上にも期待できます。

本記事では、かご落ちが起こる原因や具体的な対策にくわえ、かご落ち対策におすすめのツールについても詳しく解説します。

かご落ち対策とは購入直前のユーザー離脱防止策

かご落ち対策とは、ユーザーが商品をカートに入れた後に購入を完了せず離脱する、いわゆる「かご落ち」を防ぐための施策のことです。購入の直前まではたどり着いているため、うまく決済までつなげられないのは大きな機会損失といえます。

ECサイトにおけるかご落ち率の平均は約70%と高く、10人がカートに入れても、うち7人は購入せず離脱しているため、ECサイト全体の重要な課題でもあります。一方で、カートに入れていることからユーザーの購入意欲は非常に高く、かご落ち対策をしっかり行ってかご落ち率を下げれば直接的な売上の向上も期待できるでしょう。

かご落ちについて詳しく知りたい方は、次の記事も参考にしてください。

関連記事:カゴ落ちとは?対策とECサイト売上向上の方法を解説

かご落ちが起きる原因は購入の手間や決済手段の少なさ

かご落ちが起きる原因としては、次のようなことが考えられます。

  • 別サイトやアプリへの遷移が必要
  • カートからの購入ステップが複雑
  • サイトの表示速度が遅い
  • 決済をするためにアカウント登録が必要
  • 決済手段に制限がある
  • クレジットカードの3Dセキュア認証

別サイトやアプリへの遷移が必要

購入が完了するまでに別のサイトやアプリへ何度も移動する必要があると、かご落ちが起きやすくなります。ページや別アプリへ何度も移動すると決済まで時間がかかってストレスを感じやすく、決済ができるのかと不安を感じて購入意欲が下がるからです。結果としてユーザーは途中で購入を諦め、サイトを離脱します。

カートからの購入ステップが複雑

購入画面が複雑だったり、入力フォームの項目が多かったりするとかご落ちが起こりやすくなります。画面が複雑だとどのように操作すればいいかわかりにくく、項目が多いと手間と時間がかかり、大きなストレスになるからです。

サイトの表示速度が遅い

サイトの表示速度が遅く、決済ページなどがなかなか開かないとユーザーはストレスを感じ離脱しやすくなります。Googleの調査では、ページの読み込みに3秒以上かかると53%の訪問者が離脱すると報告されています。

Googleが提供している無料ツール「PageSpeed Insights」で速度が測れるため、実際に測定して3秒以上かかっている場合は対策が必要です。

参考記事:モバイルページの読み込みを速くする|Google AdSense ヘルプ

決済をするためにアカウント登録が必要

決済にともなってアカウント作成が必要だと、かご落ちが発生しやすくなります。決済情報にくわえ、アカウント作成のため個人情報入力やメール確認などが強制されるからです。情報の入力は非常に面倒なうえ、追加で個人情報を提供するのは不信感を持ちやすいため、かご落ちにつながります。

決済手段に制限がある

決済手段に制限があると、ユーザーの希望する決済方法を選べないケースが多くなり、かご落ちにつながります。ユーザーによって使い慣れている決済方法や、ポイントを溜めたいといった事情があるからです。そのため、希望の決済手段がないと、商品が魅力でも別のサイトからの購入を検討されてしまうでしょう。

クレジットカードの3Dセキュア認証

クレジットカード決済は、セキュリティ強化のため3Dセキュア(本人認証サービス)が義務化されており、これもかご落ちの原因になっています。3Dセキュアでは、SMSなど追加の認証ステップが必要になるため、ユーザーの手間が増えます。

さらに認証工数が増えると、ユーザーの購入意欲が下がって離脱につながりやすいため、ECサイト側からのサポートが必要です。

効果的なかご落ち防止対策は手間や費用を減らすこと

効果的なかご落ち対策としては、次のようなものが挙げられます。

  • 決済までの手順を簡略化する
  • サイトの表示速度を速くする
  • 送料などの追加費用をおさえる
  • 会員登録なしで利用できるようにする
  • 決済方法の選択肢を増やす
  • かご落ちメールを送信する

決済までの手順を簡略化する

決済完了までにかかる手順を簡略化することが、かご落ち対策には必要です。入力画面・フォームはできる限り項目や情報を減らしてシンプルにし、ユーザーの手間を減らしてわかりやすくしましょう。可能なら郵便番号から住所を自動入力するなどの入力補助機能や、ワンクリック決済などを利用するのもおすすめです。

サイトの表示速度を速くする

サイトの表示速度が3秒以上かかっている場合は、速度を速めることでかご落ちを減らせます。たとえばECサイトの画像数が多いといった際には、画像の容量を圧縮し、表示サイズに合わせて最適化することがおすすめです。ほかにも、使っていない機能・プラグインの停止や高性能なサーバーへの切り替えなどでも効果が期待できます。

送料などの追加費用をおさえる

ユーザーが購入の際送料の高さに驚き、購入をやめるケースも多いため、送料などの追加費用をできるだけ抑える工夫が必要です。たとえば一定額以上購入すると送料無料や、会員ランクが上がると送料無料などを行うと、クロスセルにもつながります。

また、総額は早めに表示し、「送料無料になるまでの残り金額」を表示するなど、画面をわかりやすくするのもよいでしょう。

会員登録なしで利用できるようにする

アカウント作成や会員登録なしで購入できるようにすると、かご落ちを防止できます。購入前ではなく、購入後にアカウント作成や会員登録を促すことで、顧客獲得につなげられます。

決済方法の選択肢を増やす

クレジットカード以外の決済方法もなるべく選択できるようにし、かご落ちを防止します。主な決済方法は次のとおりです。

  • 銀行振込
  • スマホ決済(PayPay・楽天ペイなど)
  • 後払い
  • コンビニ・ATM払い
  • キャリア決済(携帯料金とまとめて支払い)
  • 電子マネー

新しい決済方法の導入は管理コストやセキュリティ面の不安もあります。このような場合は、若年層が多いならスマホ決済を入れるなど、ニーズなども考えながら導入するのがおすすめです。

かご落ちメールを送信する

かご落ち後にリマインドメールを送ることで、購入につながることもあります。かご落ちから1日後・3日後など定期的にメールを送って、商品を思い出してもらう仕組みを作りましょう。ただしメールは開封率が低いため、効果を最大化するにはLINEなどユーザーが反応しやすいツールを活用することがおすすめです。

かご落ちを防ぐツール|LINEと連携可能なAtouchで確実なかご落ち対策を

LINEと商品販売のオールインワンツール「Atouch」を導入すると、より効率よく効果的にかご落ち対策ができます。Atouchでできることや導入メリットは次のとおりです。

  • かご落ちユーザーに対してLINEで自動リマインド配信ができる
  • LINE上だけで購入まで完結できる
  • ユーザーの行動や好みに合わせたメッセージ配信が可能

かご落ちユーザーに対してLINEで自動リマインド配信ができる

AtouchはLINEから自動リマインドができ、かご落ちを防ぎやすくなります。LINEは国内だけで月間9,900万人以上が利用する生活インフラです。また、LINE公式アカウントから配信されるメッセージの開封率は約80%と高いのも魅力です。

これは開封率15〜25%のメルマガより3倍以上も高い数字であり、通常のかご落ちリマインドメールよりも見られやすいため、かご落ちを防止できるでしょう。

LINE上だけで購入まで完結できる

AtouchはLINE上だけで購入まで完結できるため、かご落ちを減らせます。商品選択から決済まですべてLINEのトーク画面ででき、ページや画面の移動はゼロです。

また、最短1~2クリックで決済が完了できるため、離脱が起こりにくい仕組みになっています。2回目以降は住所入力やログインも不要のため、より手間を減らしてリピーター獲得につなげられるでしょう。

ユーザーの行動や好みに合わせたメッセージ配信が可能

Atouchはユーザーの行動や好みに合わせたメッセージ配信ができるため、購入率を高められます。未購入者・購入者・商品カテゴリなど、属性に合わせたメッセージを送れます。そのため好みの商品、お得な情報など必要な人に必要なタイミングで情報を届けられるのが魅力です。無駄な配信を減らし、ユーザーが欲しがる情報を提供することで顧客体験を高められるでしょう。

かご落ちを根本から解消し、購入率を最大化させるならAtouch

かご落ちは決済の仕組み自体が原因になっているケースも多く、基本的に部分的な対策だけではかご落ちは解消しきれません。そのため、商品を決済するまでの仕組み自体を見直すのが重要です。

Atouchが提供する“LINE完結型の購買体験”であれば、根本原因を取り除き購入率を最大化できます。無料プランの利用や資料請求もできるため、興味のある方はぜひサイトをチェックしてください。

Atouchについて詳しく見る

この記事の監修者
マーケティングユニット 責任者 金子勝彦

2003年より一貫してWEBマーケティング業界に従事。広告・デザイン・CRMまで幅広く経験し、現在はAtouchの広告戦略設計から情報発信までを担う。
言葉や構成で読む人の感情に自然と寄り添い、行動へ導く独自の設計手法を強みとし、変化の激しいWEB業界にも柔軟かつしなやかに対応する。