Atouch導入の初月で売上1000万円を達成!ハウスクリーニング会社が体感したLINEのレスポンスの早さとは

株式会社ヒロコーポレーション様

プロの掃除屋がお風呂の追い焚き配管を掃除する際、実際にハウスクリーニングの現場で使う洗剤を商品化した「じゃぶじゃぶクリーン」。

あまりの人気に売り切れ状態が続くじゃぶじゃぶクリーンは、入荷情報をお客様にいち早く伝えるためにLINEを活用し、その場で購入もできるAtouchを導入していただきました。

2025年3月の導入後は、初月からLINEで1000万円以上の売上を作るなど、効果的にAtouchを活用されています。今回は「じゃぶじゃぶクリーン」をLINEで販売する株式会社ヒロコーポレーション 代表 池谷正勝さんに、導入の背景や活用方法などについてお話を伺いました。

集客と顧客データの収集に課題を感じていた

ヒロコーポレーション様の事業概要と「じゃぶじゃぶクリーン」の特徴をお聞かせください。

1999年に創業し、25年以上ハウスクリーニング事業一筋で事業を展開してきました。3年ほど前からハウスクリーニングの中でも「風呂釜の追い焚き配管の中を綺麗にしてほしい」というお客様の要望が増え、新たに研究を行い、今では風呂釜洗浄サービスも始めています。

しかし、当社の事務所は埼玉県川口市にあるため、実際に訪問できるのは埼玉県や東京都のご自宅に限られてしまいます。

せっかく良いサービスがあるのに、近くのお客様にしかサービスを提供できないのはもったいないので、全国の方にお試しいただけるように私が現場で使っている洗剤を商品化したものが「じゃぶじゃぶクリーン」です。

「じゃぶじゃぶクリーン」は追い焚き配管内に溜まっている水垢や雑菌などを根こそぎ除去できる洗剤として開発し、2022年8月に販売を開始しました。

Atouch導入前は、どのような課題を感じていましたか?

「じゃぶじゃぶクリーン」はYahoo!ショッピングで販売を開始し、その後Amazon、自社EC、販売代行会社を利用した楽天市場、メルカリショップと展開してきました。

自社ECはShopifyで構築しているのですが、集客と操作面で課題を感じていました。集客については、Yahoo!ショッピングやAmazonなどのECモールの方が優れています。

また、Shopifyは豊富なアプリが用意されていて機能追加はできますが、アプリの使用料がかかることや、海外製のアプリで言語の壁があることに使いづらさを感じていました。

一方でECモールは集客に優れているものの、顧客データを取得することができません。今後の商品展開を踏まえたときに「どのような属性のお客様が、どのような目的で購入しているのか」を知ることは欠かせないと感じています。

既存のLINE公式アカウントを活用できると感じてAtouchを導入

LINEで販売することに至った経緯をお聞かせください。

私の周りにはEC事業を展開している人が多く、そこでLINEで販売ができるAtouchの話を聞き、試してみようと感じたのがきっかけです。もともとLINE公式アカウントの運用はしており、そこで入荷情報などのメッセージを配信してYahoo!ショッピングやAmazonに誘導するという使い方をしていました。

しかし、Atouchを導入すれば入荷情報を流したLINEでそのまま購入できますし、ECモールでは収集できない顧客データも得られます。そのため、LINEでの販売を決めました。

Atouchのどの点に魅力を感じましたか?

他にもLINEで物販できる機能を備えているツールはありますが、Atouchは販売に特化している点が魅力でした。その中でも定期販売用の仕組みが備わっていると聞き、その点が最も興味をひきましたね。

「じゃぶじゃぶクリーン」は洗剤なのでリピート性のある商品です。ちょうど将来的に定期販売を行うことを考えていたため、今後の展開を踏まえてAtouchが最適だと考えて導入を決めました。

Atouchの導入はどのように進みましたか?

契約後は3週間ほどで開店できたと記憶しています。当社は商品数が3点と少ないため、特に準備することもなく、手間がかからず開店まで至りました。

開店後は操作面での不安もありませんでした。Atouchはシンプルな操作性だと感じていますし、マニュアルも完備されているので、そこで検索すればほとんどの悩みは解決します。

Atouchからのサポート体制で感じたことをお聞かせください。

悩みごとや疑問を質問すると、当日か翌日には回答をいただけるので、レスポンスが早くて非常に助かっています。

例えば、カートの設定周りについて質問したことがあります。お客様に「じゃぶじゃぶクリーン」を販売する際、購入前に伝えるべき注意事項があり、そのメッセージの表示方法を聞きました。

すると、具体的に「お客様が注文する前にこのように表示でき、そのためにはこういった設定をするとよい」と回答をいただいて、無事に実装できています。

10分で500件のアンケート回答が得られる反応の早さがLINEの特徴

実際にAtouchを運用して感じたことをお聞かせください。

最も感じているのは、お客様とのやり取りのスムーズさです。注文されたお客様に住所不備があった場合、LINE上で「住所の番地が抜けてますよ」と伝えるとすぐに返信がきます。

もしECモールを使っていたらメールでのやり取りになるため、LINEほど早い返信は期待できず、最悪の場合、メールに気づかれずに返信がないケースも考えられます。

また、Atouchで2回ほど当社のサービスを紹介したところ、10分ほどで急激にアクセスが伸びたこともありました。先日もAtouchで購入したお客様に向けてアンケートを配信したら、こちらも10分ほどで500件近くの回答を得られました。

ECモールでは自分からお客様にアプローチすることはできません。LINEであれば友だち追加してくれさえいれば、お互いにコミュニケーションがとれます。

売上面で見られた変化はありますか?

Atouchを導入した最初の月に1000万円ほどの売上をLINEで作ることができました。これは、売り切れのときに「じゃぶじゃぶクリーン」に興味を持ってくれた人をLINEへ誘導できていたことと、LINEでの入荷情報をすぐに確認してその場で購入できる環境だからこそです。

「じゃぶじゃぶクリーン」が売り切れている間は、自社ECやECモールで「入荷情報はこちらのLINEから受け取れます」と案内しています。その結果、今では1万2000人弱にまで友だちが増えました。つまり、今では入荷情報を発信すると一気に1万2000人弱へアプローチできる環境にあるので、効率的に販売できます。

Atouchは単品リピート通販に最適なツール

どのような事業者にAtouchをおすすめできますか?

当社のような商品点数が少なく、定期通販で売上を作っていく事業者とは非常に相性がいいと感じています。私はECモールや自社ECと合わせて1人で管理しているので、Atouchを「ネクストエンジン」というEC管理を一元化するツールを活用して運営しています。

Atouchだけで見ても使いやすさには優れていますが、他にも販売チャネルを持っている事業者は管理ツールを活用する方法もあります。

Atouchを使った今後の展望をお聞かせください。

今後はAtouchで定期通販を実現していきたいです。現在は定期通販を見据えた商品の見直しを行っており、購入者向けにアンケートを取ったのもその一環です。アンケートでお客様が購入した理由などを具体的に把握することで、商品作りに反映したいと考えました。

また、定期販売をする際は一方的に売るのではなく、お客様とコミュニケーションを取りながら丁寧に販売をしていきたいですね。これが実現できるのは、Atouchの大きな魅力だと感じています。