埼玉県比企郡川島町の本手打ちうどん庄司。
Atouch導入直後のオンラインショップは、想定の何倍もの発注があり即完売になりました。
「武蔵野うどんを全国に広めたい」と考えている長男の庄司龍之介(りゅうのうすけ)さんと、次男の庄司櫻羅(しょうじさくら)さんに、LINEを使った今後の展望などを伺いました。
家庭で簡単に武蔵野うどんを。通販検討時にAtouchに出会う
Atouchの開設前に感じていた課題と導入の決め手を教えてください。
龍之介:庄司で扱っているうどんは「武蔵野うどん」です。
うどん=「讃岐うどん」という認識の方が多い中で、我々は武蔵野うどんを全国に広めたいと考えています。
ご家庭でも簡単に武蔵野うどんを食べていただけたら、より多くの方に武蔵野うどんを知ってもらえると思い、兄弟で相談した結果、通販で冷凍うどんを売ろうという話が出ました。
櫻羅:ちょうど冷凍うどんを始めたタイミングで、知り合いの方からAtouchの話を聞きました。
LINEは日本ではほとんどの方がやっている。そのLINEにECサイトがあるということは、武蔵野うどんを全国に広めたいと考えている我々にとってドンピシャでした。
実際にAtouchを入れたことで感じられる成果はありますか?
龍之介:我々のお店には、土日に県外から来る方も多くいらっしゃいます。
LINEのお友達登録をしていただければ、毎回県外から来なくても庄司のうどんをご自宅で食べていただけます。普段なかなか来れない方にも庄司のうどんを届けられるようになったことは大きな成果ですね。
櫻羅:Atouchは、LINE公式アカウントにお友達登録をしてもらわないと始まらないので、登録者数を増やすためにどのように宣伝していくかは課題だと感じています。
直接店舗に来てくださったお客様には我々から営業してお友達登録をしてもらうのですが、SNSの宣伝だけではお友達登録まではなかなかしてくれないと感じています。
これからはSNSで冷凍うどんのアレンジメニューの動画などを積極的に投稿して、その動画を初めて見た方にも、庄司のうどんに興味を持ってもらえるように努力したいと思っています。
店舗に来れないお客様ともLINEで繋がりAtouch導入直後に即完売!
Atouchを入れてECに対する評価はどうでしたか?
櫻羅:ECはAtouchが初めてで、冷凍うどんの販売の告知はInstagramと店頭で行っていました。Atouchでの販売開始時は、すぐに準備していた数の何倍もの発注があり即完売しました。
龍之介:予想よりも多く発注があってびっくりしましたね。
櫻羅:最初の1ヶ月は特に常連さんが買ってくれたという印象です。
お店に行かずに家でも庄司のうどんが食べられると。冷凍麺は日持ちもしますし家に常備しておける。なのでお店になかなか来れない方々が購入してくれたのだと思います。
龍之介:実際にInstagramで「庄司のうどんを再現した」とか「すったてを作ったよ」というようなメッセージや画像を送ってくれる方もいました。
結構喜んでくれてるお客様は多いと感じるので、Atouchを導入してよかったです。
課題としては、どうしたらリピートしてくれるかを考えないといけないとは思います。
櫻羅:店舗の売上に対するAtouchの売上比率としては、導入直後の一気に注文が入った時で1%ほどだったので、常に1割程度になるようにAtouchの売上は伸ばしていきたいです。
Atouchを使って今後考えていることがございましたら教えてください。
櫻羅:SNS用の動画だけでなく、LINE公式アカウントに登録してくれている方たちに向けても動画を配信したいと思っています。
元々もっと武蔵野うどんのことを知ってもらいたいとAtouchを始めましたが、既存の普段なかなかお店に来れないお客様ともLINEで繋がり続けられるという点でもAtouchは良い機会だと思います。
これからの本手打うどん庄司が目指すところは?
龍之介:冒頭でもお話しましたが、「武蔵野うどんを全国に」ということを目指しています。うどんといえば、讃岐うどんではなく武蔵野うどんと言ってもらいたいですね。
櫻羅:埼玉のうどん文化は香川に次いで2位です。メディアなどでも埼玉県をうどん県にしようと取り組んでいて、「うどん、埼玉熱いぞ」というようなブームになってきています。
埼玉のうどん文化を我々が発信し続けて、全国的に「うどん=庄司」「庄司兄弟=武蔵野うどん」というようになれたらいいなと。
まだ我々もこの店を背負ってから2年で、まだ探り探りですが、日本一のうどん屋を目指して行けたらと思います。